我が家自慢
静かな町並みに佇む大屋根の家
2年10ヶ月に及ぶ土地検索(いったい何件の土地を見学・調査したのでしょう?)で始まった、コミュニケーションの大切さを教えていただいたプロジェクトです。
日本建築特有の大屋根は存在感や屋根の重量感をも表現するが、オーバーハングした双子の様な居室が重力からの離脱をはかるかのように軽快さも与えています。
緑豊かな鎌倉の町並みに静かに佇み、経年変化によって外観も次第に変わっていく。そんな人と共に生きていける家、それが大屋根の家F邸です。

リクエスト
家の中心的空間となるような明るく開放的なリビングをご希望された。また、以前住まわれていたマンションの風抜けがわるく風通しのよさを求められた。マンションから一戸建てへの生活の変化から防犯性の確保について懸念されていた。ご両親やお客様の一時的な宿泊ができるようなゲストルーム(日照に配慮)を希望された。
設計者の解決策とコンセプト
リビングルームには天窓を設け自然採光をとり入れている。とくに天井際に設置した長いトップライトでは昼夜を問わず光の演出を楽しむことができる。
防犯性については死角をつくらない配置計画(周囲からみえること)で逆に防犯性を高めている。不審者の隠れる場所や侵入しても廻りからみえてしまうこと、これが犯罪を未然にふせぐ一番の防犯である。隣地の高い万年塀がある部分については防犯砂利を敷設している(お客様ご自身でのDIY)。

こんなハプニングが
駐車場の壁をどのようにしようかということになったときに、杉板を用いてコンクリに模様を入れることで、見栄えも面白くなるし、風致対策にもなるというご提案をいただき、実際そのようになりました。今は落ち着いた雰囲気が増して、さらによい感じになっています。
当方のわがままをいろいろ聞いていただきました。
市役所の緑化関係の窓口の人との厳しい交渉を山本さんがやってくださいました。結局役所側が勝手に基準を変えてしまい、助成金が思っていたほどおりませんでしたが・・・。






